12月15日(水)に12月あしたば会を開催し、ご多忙の中、たくさんの方にご参加を頂きありがとうございました。
今回は地域包括支援センター主催の事例検討会を行い、事例を通じて支援の過程やあり方について、コロナ禍でなかなか対面での交流が難しい中ではありますが、オンラインで他の居宅事業所とのグループワークを行い、新たな視点や支援方法について学びを深めることが出来ました。
次回1月19日(水)は、『リスクマネジメントとハラスメント』について、勉強会を予定しています。どうぞよろしくお願いします。
12月15日(水)に12月あしたば会を開催し、ご多忙の中、たくさんの方にご参加を頂きありがとうございました。
今回は地域包括支援センター主催の事例検討会を行い、事例を通じて支援の過程やあり方について、コロナ禍でなかなか対面での交流が難しい中ではありますが、オンラインで他の居宅事業所とのグループワークを行い、新たな視点や支援方法について学びを深めることが出来ました。
次回1月19日(水)は、『リスクマネジメントとハラスメント』について、勉強会を予定しています。どうぞよろしくお願いします。
11月の「あしたば」は「事例検討と事例研究との違い私達のキャリア形成について」と題して11/24に開催されました。
事例検討と事例研究については霧島市地域包括支援センターの堀内さんが丁寧な解説をして下さいました。合わせて私たちケアマネジャーのキャリア形成ではケアマネもそれぞれの道を歩み今があることを踏まえ3人のこれまでのキャリアを交えた発表があり涙と感動に包まれた時間であったように思います。
9月 あしたば
みなさんお疲れ様です。あしたば運営委員田辺です。9月に入り段々陽が短くなり、冷たい風を朝夕感じると夏から秋になってきたなと思います。私は先日登山をしました。山頂からの眺望は桜島、遠くは開聞岳が見えました。コロナで家でゴロゴロする日が増えてますが、すばらしい自然に触れ、明日からやるぞ!!と元気になりました。
9月は、健康寿命の延伸と社会保障費の安定化をめざしてというテーマで
霧島市すこやか保健センターの坂口保健師と楠元管理栄養士を講師にお招きしました。
最初に坂口保健師から以下について、データを示しながら説明がありました。
l すこやか保健センターの紹介
l 高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施について
l 霧島市の高齢者の現状について
l 霧島市の高齢者の一体的実施の取り組みについて
みなさん、突然質問ですが、霧島市一人あたりの令和元年度の医療費ですが同規模自治体と比較してどうだったかご存知ですか?
実は、同規模自治体(103市)と比較して国保ワースト2位、後期高齢者医療保険ワースト4位なんです。ベストではなくワーストです。これってまずくないですか。霧島市の人口は統計予測でも人口減少です。日本全体でも同様ですね。ただ高齢者率は上昇します。つまり人口全体に占める高齢者は増加するが、生産年齢人口すなわち市税など納め、財政を支える働き手人口が減ります。家計でも給料は減るが、医療費支出が増えると、やりくり大変ですよね。つまり、このままの状態が続くと医療保険料や介護保険料の負担が増えるなど考えられます。
後半楠元栄養士から事例を通して改善や連携に結びついたケース紹介がありました。具体的には
l 治療食や食事形態に対応している配食サービス業者について相談
l かかりつけ医の管理栄養士とCMの橋渡し
l CMから依頼のあった退院前カンファレンスへの参加
食塩の取り過ぎと生活習慣病の相関関係の説明もあり、改めて塩分の摂り過ぎは、脳卒中、心臓病、腎臓病、胃がんになる確率が上がると分かりました。私もハイボールとスナック菓子を食べますが、スナック菓子には塩分が含まれるし、アルコールも進むし、飲酒とおつまみも考えないといけないと思いました。(現在はお菓子食べていませんww)
最後にグループワークで 「今、支援者としてできる事」を討議しました。
「 自分達も本人から食事内容を聴いて把握しないとね」
「 定期的に本人像を把握して、定期的に情報を更新しないと」
「「アセスメントの段階で食事に関する内容を」
「たくさんの栄養素(魚、肉、乳製品、海藻、いも類、卵、大豆製品、くだもの、お米、お茶、水分)などをヘルパーさんやデイサービスの食事にもつなげたい」
という意見が出、みんなで共有しました。
説明を通じ、健康意識やアセスメントの視野が拡がりました。自分達に今できる事を日々考えましょう。そして今日の講義を時々振り返り、健康や栄養の輪を作りましょう。
講師のすこやか保健センターの坂口保健師、楠元管理栄養士におかれましては、ご多忙の中お時間いただき、ありがとうございました。客観的データや事例に基づいたお話で、説得力があり参考になりました。
さて次回のあしたばですが、10月は諸事情の為、お休みです。
11月も下記にとなっています。月末開催となっておりますのでご注意を。
記
日時: 11月24日 14時
テーマ: 1 事例検討と事例研究の違い
2 私達のキャリア形成
会場: オンライン研修
次回は、現役ケアマネ2名、超ベテランケアマネをお呼びしてのキャリア形成について熱い想いをお届けします。私達のキャリア形成について一緒に考えましょう。
それでは、ご参加ありがとうございました。またお会いしましょう。
以上
厳しい暑さが続いておりますが、皆さん体調などお変わりないでしょうか。感染予防のマスクも熱中症の恐れが高まるとの指摘もあります。十分な感染予防を行いながら、熱中症予防にも心がけるようにしましょう。
さて、7月16日にあしたば会をオンライン開催しました。今回は「若年性認知症支援~相談支援から見えること~」という事で、鹿児島県若年性認知症支援コーディネーター 堀之内広子様にお話しいただきました。お忙しい中、70名を超えるご参加ありがとうございました。
若年性認知症相談窓口が鹿児島県社会福祉センター内にあり、相談件数も増えてきている。男性の人が多い傾向があり、平均の気づき年齢は54.4歳。若くして認知症になるので就労困難による経済的な問題や、配偶者の就労負担や精神的不安、子育てや育児の問題、周囲の理解不足など、多くの課題がある。そこで、1年後2年後3年後と先を見て、今後のライフプランを立てて生活の質をできる限り保てるように支援することが必要である。介護保険や障害福祉、一般就労や医療サービスなどのサービスを組み合わせ、その人にあったサービスの利用、チームによる支援(連携)が必要になってくる。
若いという事もあり、働きたいという気持ちを大切にし、就労の可能性を検討していくことが大事。本人、家族同士で繋がり、他の人の知恵や工夫を知ったり、情報交換できる場や話し合える・助け合える事ができる事で安心が得られるとの事でした。
若年性認知症相談窓口が鹿児島県社会福祉センター内にあるので、皆さんの周りに若年性認知症でお悩みの方がいましたら、相談してみてください。
さて、8月は包括主催研修会がある関係でお休みとなります。次回は9月15日に「霧島市の社会保障費の安定と健康寿命の延伸について」との内容で、すこやか保健センター 坂口保健師 楠元管理栄養士からお話しいただきます。次回もたくさんの参加をお待ちしています。
6月 あしたば
みなさん、お疲れ様です。あしたば運営委員田辺です。梅雨ですが、合間の天気の良い日は、日差しが強くなり夏が近づいてきてるのが実感できますね。訪問の際は日焼け止めや日傘を使用し、こまめな水分補給をして体調にはお気をつけください。
6月16日(水)に開催のあしたばは 「高齢者の栄養ケア」でした。講師は認定栄養ケア・ステーション 栄養サポートきりしまの在宅栄養管理栄養士の吉永 悦子さんでした。吉永さんは普段は居宅牧園でケアマネージャーも兼務されています。コロナ前は月に1回程度、研修講師もされており、まさにメジャーリーガーの大谷翔平選手のような二刀流のご活躍です。事業所も鹿児島県で僅か5カ所しかないんです。本日は、業務多忙な中56名参加がありました。ありがとうございました。
高齢者の現状、食事の課題、グループワーク(30分)栄養アンケート結果報告、令和3年度介護報酬改定での栄養士のかかわりという内容で、吉永さんより、各項目ポイントをわかりやすく説明がありました。高齢者の問題としまして、糖尿病、高血圧、高脂血症など非感染性慢性疾患を多数かかえている。調理など手間がかかる事に対して消極的である。年金額の少ない、または食費にあまりお金をかけれない。これからの不安など若年者と課題が少し違い、その気持ちの共感や実情把握の理解がケアマネには求められている気がしました。
後半はグループワークでした。お題は、あなたの食、栄養の課題は何ですか?その課題はどうすれば解決できそうですか?でした。
ZOOMブレイクアウトルームで4班に分かれ意見交換をしました。初めましてから始まり段々打ち解けあい、笑いもありのワークでした。少しおじゃまさしていただきワーク見学をしてると、BMIが振り切ってます(笑)みんなお酒ってどの位飲んでるの?若い頃は焼酎びんが転がっていたね(笑)ラーメン食べてしまいますなど、だよね~私もうんうんと活発な意見が出てました。表情もやわらかく、賑わってました。このグループワークのまとめでは、私達の課題はたくさん意見がでましたが、高齢者の課題となると不安やできない現状があり、自分に置き換える事、相手の価値観に寄り添える事が大事ですよとお話がありました。
サブテーマは、高齢者だけでない!!私達も「栄養と健康」の重要性でしたが、実は、今回のワークは上記のかくれアンサーの他に支援者である私達ケアマネージャー自身が健康になる事で巡り巡って、ご高齢者の健康に目が向き還元できるのではでした。講義も2回目の休憩がとれない位盛り上がりました。吉永さん、準備から講義までありがとうございました。
最後に霧島市内のケアマネージャー及び福祉関係者の方々にご報告です。
あしたば運営委員会で、今年度下半期の予定が決まりました。また新しい運営委員の方々の賛同も得つつあります。ご紹介まで暫しお待ちを(;^ω^)下半期予定についてはホームページにリンクを貼っているのでダウンロードお願いします。
長文となりましたが、以上でした。それでは来月の告知です。
7/16(金)14時~ オンライン開催
講師
鹿児島県若年性認知症支援コーディネーター
保健師・介護支援専門員・キャラバンメイト
堀之内 広子 様
それでは、皆さんまたお会いしましょう。さようなら !(^^)!
昨年より20日ほども早く梅雨に入り、ジメジメ蒸し暑い日が続いていますが、皆様体調などお変わりないでしょうか。感染予防だけではなく、熱中症にも気を付けて、こまめな水分補給をお願いします。
さて、5月19日に今年度最初のあしたば会をオンライン開催
しました。今回は「小規模多機能ホームのあれこれ~住み慣れた地域、我が家で、自分らしく暮らし続けるお手伝い~」という事で、小規模多機能ホームよいやんせ 小川さんのお話でした。お忙しい中、60名を超えるご参加ありがとうございました。
小規模多機能型居宅介護の概要や特徴、利用のメリットやデメリット、費用の事など基本的な事から、小規模多機能ホームでの看取り、事例の紹介などの内容でのお話しでした。
通いと宿泊、訪問を組み合わせて自宅での生活を支えていくという事で、デイサービスとショートステイ、ヘルパーの組み合わせだと単純に考えていました。しかし、利用者一人一人利用の仕方が違っていて、その人の生活パターンに合わせてサービスや時間、回数も計画されている。突然の宿泊や受診送迎、買い物の付き添いなど臨機応変に対応し、これまでの生活スタイルに合わせて自宅生活を支えていく。また、通いと宿泊、訪問と同じ顔なじみのスタッフが支援できるので、利用者も安心できるとの特徴がありました。
コロナ禍以前ではありますが、地域の総会に利用者と一緒に参加して見守りのお願いをしたり、地域の敬老会に参加して利用者の誕生日のお祝いをしたりと、地域の方との交流や地域の課題にも積極的に取り組まれていました。小規模多機能ホームでの看取りについても、主治医やご家族と連携を取り、本人の思いを大切にして行っているとの事でした。
基本的な事から実際の事例、看取りなどとても分かりやすく、あっという間の1時間でした。その方にとって必要なものを見極めて、必要に応じたサービス提供という事では同じだと思います。小規模多機能ホームの特徴をしっかりと理解し、連携を取ることが大切だと感じました。
次に、あしたば運営委員の井料居宅介護支援事業所 倍盛ケアマネジャーから、「霧島市ケマネ会あしたばの現在とこれからの運営について」提案がありました。今後、霧島市のケアマネが中心となってあしたば会を運営していこうとの提案でした。具体的な中身としまして、
l 事例検討会・事例研究会の開催頻度を増やしによる事例の見立て・手立て・構造化等の視点や力の醸成。またそこでの講師・指導者・ファシリテーターの方々の実践の場、スーパービジョンの実践。
l 非常災害・感染症発生時など緊急事態におけるBCPの作成や研修・机上訓練等による目に見える横のつながり作り
l ソーシャルケースワーク(相談援助技術)・ケアマネジメント論・コミュニティーソーシャルワーク等知識の再確認や積み上げ
l ケアマネジャーとして支援を行う中で必要な知識の獲得の為の研修、地域ネットワーク作りです。今後はもっと霧島市ケアマネジャー中心に運営し、包括は事務局として後方支援的立ち位置。ケアマネは、地域の課題に対して政策形成の声を上げ具現化する為にも市役所との連携を密にする事です。ケアマネ、包括、市役所が三位一体する事で市民の方の幸せに繋がるのではないでしょうか。
あしたば運営委員の募集も随時行っております。ぜひ一緒に楽しみながら仕事に支障のない範囲で霧島市ケアマネ会あしたばを盛り上げていければと思います。
次回は6月16日に認定栄養ケア・ステーション栄養サポートきりしま 在宅栄養専門管理栄養士 吉永悦子さんより、「高齢者の栄養ケア~高齢者だけでない!!私達も『栄養と健康の大切さ』の重要性~」との内容でお話しいただきます。次回もたくさんのご参加お待ちしています。
3月 あしたば
みなさんお疲れ様です。あしたば委員田辺です。コロナで暗い話題ばかりですが、先日ご利用者様宅を訪問した際に寒緋桜が満開でした。凄く綺麗で花びらの薄いピンク、濃ゆい紅色を見ながら春を感じました。段々日も長くなって夕陽が射るように差し込んでくる日もありますね。街を歩けば半袖の人も出てきて過ごしやすくもなってきました。体調にはお気を付けてください。
今月はCM自身がコロナに感染したらという設定でしたが、気づきや視野の拡がりのきっかけになりましたら幸いです。ファシリテーターの方々も円滑な進行にご協力いただき感謝いたします。いただいたご意見をまとめましたので、ご査収の程お願いします。
ワーク1 課題
【CMの悩み】
・自分が感染させているか心配
・担会、モニタリング、プラン作成の他事業所の代役OKか?
・自分の状況を関係事業所や利用者等訪問先にどこまで伝達すればいいか、個人情報の観点から悩む。
・(サービス事業所まで影響がでて)サービスが中断した時、家族が全く居ない独居の方の生活が心配
【法人関連の悩み】
・併設のサービス事業所を閉鎖しないといけないのか
・併設の有料老人ホームにどこまで報告が必要か
【医療系の悩み】
・PCR検査の態勢が心配
【小規模多機能ホームの悩み】
・認知症があるご利用者の対応をどうすればよいか
・一緒にケアをしているので、関係近いのが悩み
・併設しているので、どこまでが濃厚接触者なのか特定が困難
・補充スタッフの確保
・施設のゾーニングどうしたらいいか
ワーク2 困り事について解決に向けた意見
【保健所】
・感染が起こった時の保健所サポートの貰い方等のマニュアルがあればいいのでは
・保健所等に報告する際のひな型があれば報告し易い
・消毒業者の一覧連絡先(陽性者が出た事務所のクリーン手順やルールについて知りたい)
・自分の接触があった方で、行政の検査対象にならなかった方が、PCR検査を受けたいと言われた時の費用負担をしりたい。(検査費用の出どころ)
【市役所】
・陽性者も自宅で電話対応できるかどうか
・行政がフォローしてくれないだろうか
・陽性になった時のモニタリング等のケアマネの一連の業務について市の見解を知りたい
・他の事業所から受けたとしても、事務をどこまでしたらいいのか、またやり方も違うかもしれないので、一定ルール化があればと思います。
【包括】
・本所と支所お互いにカバーをする
・権利擁護を市と連携する
【その他】
・自宅で仕事の方針を事業所で考えている (テレワーク)
・誰が、どう行動したらよいのか役割分担を采配しておく
・CM同士の横のつながりを日頃から構築
・医療センターの待ち時間がどうなるのか。それぞれの医療機関でできればいいのでは
今回は久しぶりのグループワークもあり、みなさんとの意見交換から私も頑張らないといけないと発奮になりましたという感想もいただきました。音声不良や説明不足で至らなかった点もあり、ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。徐々に改善していきます。朝晩寒暖の差が激しいですが、お身体にはお気をつけてください。
令和3年度 あしたば委員が決定しましたのでご報告いたします。
・フラワーホーム居宅介護支援事業所 萩原 千鶴 CM
・井料居宅介護支援事業所 倍盛 慎也 CM
・小規模多機能ホーム よいやんせ 小川 やよいCM
・国分生協病院居宅介護支援事業所 中神 広輔 CM
4月から1年通じて、あしたば運営に尽力して下さるメンバーです。
ありがとうございました。 皆さま、応援よろしくお願いします !(^^)!
また、あしたば委員会では、令和4年度のあしたば委員をして下さる方も募集しております。できれば色々な居宅のCMの方も参加していただきたいです。夏位までに人選し、ゆっくり引き継ぎをと考えています。主任CMの更新の要件である、CM研修の企画にあてはまりますので上手くご活用ください。
今月は長文となりました。4月のあしたばはお休みです。
次回は5月19日(水)14:00~ オンライン
「小規模多機能ホームについてあれこれ」 です。 それでは、さようなら。