2015年12月16日水曜日

平成27年12月度 ケアマネ会

11月の下旬から急激に寒さの募る季節となりましたが、ここ最近は半そでになりたくなるようなポカポカ陽気。そして、また本日から真冬の寒さとなりました。あまりの寒暖の激しさに体調等崩されていませんでしょうか?
先週の包括主催研修会に続き2週連続の会合となってしまい、ご多忙の折ご迷惑をおかけしましたが、本日も34名もの方々にご参加いただき、心から感謝です。誠にありがとうございました。

さて本日は、お疲れ気味(忘年会疲れ!?)の牛牧のピンチヒッターで、包括の福田より「対人援助技術を用いて、家族の力を引き出す・認める方法」
について、講義及びグループワークをさせていただきました。

最初に、福田自身が包括に入職してすぐに犯してしまったミス!?を披露し
①介護する家族の特性・属性を理解すること
②介護をする家族が抱える心理的ストレスを理解すること
③家族支援の実践を考えること
の重要性について話をしたあと、参加者の皆さんにグループワークを行っていただきました。


最初のグループワークのお題が
「連絡・連携を図りづらい家族とは!?」
って、ちょっとネガティヴな質問だったにもかかわらず、参加者の皆さんが楽しそうに笑顔で話されている姿がとても印象的でした。
おそらく、「この家族、苦手だなぁ」なんて思いつつも、なんとか乗り越えてきたからこそ、今は笑顔で話せるのかな?なんて、しみじみ感じたところでした。


例えば、クレーム処理の手順は
①心情理解
②原因・事実の確認
③解決策の提示
④おわび・感謝
となっていますが、これって通常の面談にもピッタリあてはまるのではないかな?
「サービス使いたいんだけど・・・」って相談にこられたご家族に、すぐ「ヘルパーはどうですか?」って話すことなんかありえません。
まずは、相談に至るまでの経緯だけでなく、ここに至ることとなった思いなんかをしっかり受け止める必要があるし、そして、現状の共通理解を図ることができてはじめて解決策を一緒に考えていく過程に入れるのではないかと・・・。
特に、同居家族がいる場合の生活援助や軽度者の福祉用具貸与など、制度の説明をすることにばかり気を取られ、相談に来るに至った本人や家族の心情理解まで気が回らないなんて、ザラじゃないですかね?

これまで4回にわたって行ってきたことはそのための技術論であり、これらを丁寧に手順を踏んで行うことができれば、アセスメントの書き方に困ることも少なくなるし、その人の望む暮らしの捉え方も変わってくるし、現状のケアマネジメント自体が大きく変わってくるのではないかなと思いますし、そんなケアマネさんがひとりでも多く増えてくれたらいいなぁと思います。

なんだか、最近年をとってクドくなってしまったのか(笑)
長文になることが増えてしまいました。すんません。

さて、今年度のあしたばも残るところ、あと3回となりました。
年明け一発目は、第3水曜日に会場がおさえられず、第2水曜日となっております。
年度内のあしたば開催日と会場は以下の通りとなっております。
ちょっとイレギュラーが続きますので、日時や場所などお間違えのないよう、しっかりとご確認いただければと思います。

1月⇒13日(第2水曜)大会議室(いつもの会場)
2月⇒17日(第3水曜)小会議室(3Fトイレ前の会場
3月⇒16日(第3水曜)大会議室(いつもの会場)

では、1年間たいへんお世話になりました。
ボク自身、とってもたいへんな1年でありましたが(笑)支えてくださるみなさんのおかげで、今があります。
来年もみなさんにとって良い年でありますように!!
今後とも宜しくお願い致します。

あっ!!
また報告メールとほぼ一緒の内容になっちゃった…(汗)

来年からは気を付けま~す(笑)

                     
                     今回は牛牧代表が寄稿してくれました。


・・・で、ついでにホームページ管理者から。
皆さん、今年も大変お世話になりました。

「ホームページの内容の充実を図らねば‼!」と思いつつ、ケアマネ会の報告と最新情報の更新が主となってしまい、FacebookやTwitterもやってはいるもののほとんど活用されず・・・申し訳ありません。
お知らせ欄など自由に使って頂いて構いませんので、ぜひ皆さんが掲載したいものや掲載して欲しいものがありましたら、ご連絡ください。ただ、公序良俗に反しない範囲」でお願いしますw。

それでは、皆さま、良いお年をお迎えください。
来年もよろしくお願いいたします。