2020年2月4日火曜日

1月度 ケアマネ会あしたば




 皆さんお疲れ様です。あしたば会事務局 地域包括支援センターの田辺です。今年もよろしくお願いします。今年はインフルエンザ、中国のコロナウィルスなど流行して大変です。
私は生まれて初めてインフルエンザにかかり、1週間程ダウンしていました。自宅に軟禁状態でなんとも大変でした。皆様もお気を付けてください。


 さて令和2年最初のあしたば会は、株式会社 カクイックスウィング国分営業所 所長
面高様から『家屋調査時の着眼点と家屋図面作成時のポイント』というテーマでお話がありました。

 なんだかおもしろそう。楽しみにされていた方も多かったのではないでしょうか。

今回は基礎から現場ですぐ使える実践的なテクニックまでコンパクトに的をしぼった
分かり易い説明でした。冒頭からマイク故障のハプニングがあり、面高所長は最初から地声での説明でご負担をかけてしまい申し訳ございませんでした。



講義内容は

      介護保険における住宅改修の概要

 この部分は厚生労働省が定める住宅改修箇所の復習でしたが、改めて表で確認すると幅広い対応手段がありました。ドアノブの変更や自動ドアも動力部分ができないだけで可能と知りました。支給額も20万円ですが、3段階上昇時、転居した場合はリセットされるのですね。
 また厚生労働省から都道府県に通達がありました令和元年81日より住宅改修事務取扱で相見積もり、利用者に対して説明を行った内容についてチェック方式による表示を行うなど、考えや解釈について現場レベルで大変参考となるお話がありました。


      家屋調査の着眼点

住宅改修を行う上での心得として、身体状況の確認、家屋状況の確認、生活動作の確認、家族及び介護状況の確認、周辺状況の確認について各ポイントを更に掘り下げての詳しい説明でした。基本に立ち返れる事ができ、復習や気づき、ブラッシュアップにつながる解説でした。大事な事はご利用者や要望のある部屋だけでなく、そこにたどり着くまでの動線も視野に入れて考える事でした。


       家屋図面作成時のポイント

最後は方眼紙に実際手書き図面を書く練習をしました。一定のルールの元にスタッフ様が普段現場で作成している方法を教えて頂きました。方眼紙に向かい集中し、まるで幼き時の図工のように熱中できました。
 普段はラフになる平面図が規則性を含めて書くと見やすくなりました。
その他にも住宅改修について、素材、考え方、取り付け工事の強度等目から鱗が落ちる話ばかりでした。





まとめとして、本日の講義は住宅改修の心構え、専門的見解、緻密な図面の書き方を学べ明日から現場でもすぐに使える内容でした。今回頂いた資料は教科書として何回も読み返して復讐していきます。

 お忙しい中、講義に来て頂いた面高所長をはじめとするカクイックスウィング国分営業所スタッフの方々、資料準備から大変だったと思います。今回のような住宅改修に特化した研修は初めてで非常に有意義な講義でした。ありがとうございました。
 


 事務局からのお知らせ

・来年度のケアマネ会あしたばの運営委員を募集しています。後日事業所にメール等でお知らせ文書を送りますので、ご協力頂ける方いらっしゃいましたらご連絡下さい。
 今まで運営委員を務めて頂いた国分生協病院居宅 冝喜さん、フラワーホーム居宅 萩原さん、井料居宅 倍盛さん 2年間ご協力ありがとうございました。

・来月のあしたばは合同研修の為お休みです。

・次回あしたばですが、日程変更がありますのでご注意を。


日時   3月13日(金)14時から 
会場   霧島市総合福祉センター 3階
内容   事例検討会

年度末でご多忙とは思いますが、是非ご参加ください。