2016年3月16日水曜日

平成28年3月度 ケアマネ会

 本日のあしたばのケアマネ会には、年度末のお忙しい時期にも関わらず、26名の皆様が参加してくださいました。
 私自身、久しぶりの出席だったのですが、相変わらずの「誰でもWelcome!」な雰囲気にホッとしながら会合に参加させていただきました。

 今回は、牛牧会長のピンチヒッターとのことで、霧島市地域包括支援センターの福田さんが進行されましたが、きっといつもより穏やかで、和やかな雰囲気の会だったのではないでしょうか? (久しぶりなのであくまで推測ですw)


 今回は、「ストレングス視点を活かした支援に向けて」がテーマでした。

 突然ですが、みなさん、あなたの「強み」は何ですか?

 腕力が強いと言ったフィジカルな面ももちろん、打たれ強いと言ったメンタル的なことをあげる方もいるでしょう。はたまた、趣味を活かした「釣りに関しては知識がある」とか「ラーメン好きなんでそのあたりの知識については」なんて方もおられるでしょう(誰かそんな人がいるような・・・)

 ただ、あなたの「介護支援専門員としての強みや弱み」を問われると悩まれると思います。さらに、所属する事業所によっても「強みや弱み」も変わってきますよね?

 まずは、個人ワークで自分の介護支援専門員としての強みを考えてみました。


 
  次は、グループワークで意見を出し合ってみました。
 
  単純に、基礎資格が医療系のケアマネと福祉系のケアマネでも強み弱みが変わりますし、所属も同様に医療系か福祉系かでサービスの内容に違いがあり、そこが強みや弱みに変わってしまうことがあります。

 でもでも、その「弱み」を分かっている(自覚している)からこそできていることって気づいてないけどありますよね?
 「弱み」を「強み」に見つめ直し、グループワークを行って発表です。


 
 「知識が無いから勉強する、他の人に質問する」ってことも、「勉強できる、質問できる」っていう「強み」です。


 私たち介護支援専門員は、担当する高齢者(その家族)と、利用されるサービス事業者との中で完結すると思いがちで、上手くいかないと悶々とする時間を過ごしてしまいがちですが、今日学んだように、組織の一人として他の客観的な意見や知恵をもらうことも大切だと思いました。

 援助する中で、マイナスな面にばかり目を向けずに支援しましょうってのがICFの考え方で、援助する側がマイナスばかりに目を向けていては上手くいきませんよね。

 今回の様に、まずは自分のストレングスに目を向けることは「自己覚知」に繋がって、自分がどのように「対象者を観る」かの傾向が分かりやすくなると思います。

 今日参加された方は、きっと明日からご利用者の「ストレングス」に目を向けるはずです!

 

 最後に・・・

 西井さん、今まで大変お世話になりました。
 西井さんの懸命な仕事ぶりには只々、低頭です。
 帰る前にキビダンゴ配ったらついていく人いたかもよ?(笑)