2015年10月28日水曜日

平成27年度10月 ケアマネ会

朝晩、めっきり寒くなってきましたが、2710月度のケアマネ会が21日(水)14時から16名の参加で開催されました。
ここ最近では少なめの参加者でしたが、うれしいことに4名の初参加者が来てくださいました。
牛牧代表も土日の重労働の影響から、前日まで全身筋肉痛だったそうですが、そんな気配をみじんも感じさせず、エネルギッシュ(古っ…)なケアマネ会でした。


今回は先月の続編ということで「面接で避けたい15のパターン Part2」ということで、飴玉事件をきっかけにデイに行かなくなってしまった利用者の佐藤さんと小鹿ケアマネのやりとりを通じて相談援助の鉄則や面接の振り返り方などをみんなで考えました(ちなみに今回も包括・多賀さんの名演技が光っていました)。

簡単に内容を紹介致しますと、ケアマネジャーの仕事は目に見えない部分や第三者が評価しにくいことが多く、私たちの接し方がまずければ簡単に利用者の心を折ってしまいます。
「今回の面談の目的は何だったのか」「今回の面談でその目的は達成できたのか」を自分自身できちんと振り返りましょう。実際の会話を思い返してやりとりを点検することで、自分自身の価値観で利用者の言動の良し悪しを決めていたり、相手の思いを受容できていないことに気付かされたりするなど「自己覚知」にもつながり、ひいては面接技術の向上にもつながるので、自分の面談を逐語録に起こしてみましょう・・・といったことでした。


私自身、日々の業務に追われ、面談が終わった後は振り返ろうとせずに次の仕事に目を向けがちだったのですが、やはり振り返りは大事ですよね・・・。
学生時代から勉強も含めて、あまり過去は振り返らない男だったのですがこれから悔い改めます。
次回は「面接で避けたい15のパターン 完結編」ということで、佐藤さんと信頼関係を壊してしまった小鹿ケアマネがいかにして関係の再構築を行っていくのかを考えながら、8月から行ってきた「自己覚知」や「面接技法」等の総まとめを行う予定ということです。

通常は毎月第3水曜日なのですが、会場の都合により第2水曜日の1111日(水)の14時から総合福祉センター3階大会議室に開催となっております。
敷居が高いように思われがちですが、参加してみると全然そんなことはありません。ケアマネの方はもちろん、ケアマネでない方でも大歓迎なので、お待ちしております。

            (今回は、今日館の實成さんが寄稿してくださいました。)