2015年11月13日金曜日

平成27年11月度 ケアマネ会

日増しに寒さが募る季節のハズなのに、ここ数日はクーラーをつけたくなるような陽気となっています。そんなポカポカ陽気の1111日(水)、霧島市国分総合福祉センター 3F大会議室にて「あしたば」が開催されました。今月は、会場の都合で第2水曜の開催となったにもかかわらず、29名もの参加がありました。ご参加いただいたみなさま、お忙しい折誠にありがとうございました。



 毎回、参加者のどなたかに、このHPの記事づくりをお願いしていたのですが、会の進行がだいぶ進んでしまってから「あっ!!誰かに頼むの忘れてた(汗)」と気付き、今回は、慌てて私が作っております。

さて、本題です。
今回は、久々の2部構成で、前半は姶良地区医師会居宅介護支援事業所の上薗さんより、医療との連携ということで、昨年度医師会の事業で作成した連携シートの使い方や書き方などについて説明をしていただきました(上薗さ~ん お話しいただいているところの写真を撮れなかった… すんませ~ん)。
詳細については、説明要綱等をご覧いただければと思います。終わった後に上薗さんから「一つ言い忘れた…」と言われたことがありましたので、それについて触れておきたいと思います。
『こういったシートは、書き方も大切かもしれませんが、やっぱり「何のために」使うべきかということを忘れてはいけないんではないかな!?と思います。今日はシートの説明をしましたが、「このシートを絶対に使いなさい」と強制するものではなく、これまで自分たちが使っている様式があれば、そちらを利用して頂いていっこうにかまわないと思うんです。なぜなら、「このシートを使うこと」が目的ではなく、利用者のために専門職間で「連携を図ること」が一番の目的ですからね。』
とのことでした。今後も利用者の『安心』につながるよう、よりいっそう介護と医療の連携が深まることを心から祈っております。

後半は、「面接で避けたい15のパターン ~完結編~」を行いました。
8月から4回に分けてお送りしてきた相談援助の実務をみんなで考えていくこのコーナーもようやく最終回となりました。宝山デイサービスの『のど飴事件』をきっかけに利用者の佐藤さんと担当の小鹿ケアマネの信頼関係が壊れてしまいました。小鹿ケアマネがどうやって信頼関係の修復を行っていくか、参加者全員で考えてみましたが、みなさまいかが感じられたでしょうか?


最後に、謝罪に行く場面を4名の参加者にロールプレイしていただきましたが、みなさん、普段から【謝り慣れ】しているせいか(笑)ものすごく上手でしたね♪ 今回もむりやり引っ張り出してしまいすんませんでした。
それに毎回、佐藤さん役にボクの上司:多賀を駆り出しましたが、これで【イジリ納め】になるかと思うと、残念で残念でなりません…。ってか、これからも職場でもいじり倒しちゃうんですけどね(笑)。それにしても、見事なハマリ役でした。毎回お疲れ様でした。


この4回シリーズは、参加者の皆さんになにか一つでも「自分自身を振り返るきっかけ」など持ち帰っていただくことができれば…との想いで企画してみましたが、ボク自身がたくさん振り返りのきっかけをいただく時間となりました。さまざまな考え方を提案してくれただけでなく、たくさんの想い・たくさんの笑いをいただき、誠にありがとうございました。

 さ~て、来月の「あしたば」は
・日時:平成271216日(水)14:0016:00
・場所:霧島市国分総合福祉センター 3F 大会議室
・内容:「家族の力を引き出す・認める方法」 霧島市包括:福田竜光

の予定です。ご都合がよろしければ、お誘いあわせの上たくさんのご参加をいただければ幸いです。
では、今後ともよろしくお願い致します m(_ _)m
ってか、ご報告メールと一緒の内容になっちゃって申し訳ありません(汗)


(文・写真:牛牧剛志)