2021年8月5日木曜日

7月あしたば

 

 7月あしたば


厳しい暑さが続いておりますが、皆さん体調などお変わりないでしょうか。感染予防のマスクも熱中症の恐れが高まるとの指摘もあります。十分な感染予防を行いながら、熱中症予防にも心がけるようにしましょう。


 

さて、7月16日にあしたば会をオンライン開催しました。今回は「若年性認知症支援~相談支援から見えること~」という事で、鹿児島県若年性認知症支援コーディネーター 堀之内広子様にお話しいただきました。お忙しい中、70名を超えるご参加ありがとうございました。

 

若年性認知症相談窓口が鹿児島県社会福祉センター内にあり、相談件数も増えてきている。男性の人が多い傾向があり、平均の気づき年齢は54.4歳。若くして認知症になるので就労困難による経済的な問題や、配偶者の就労負担や精神的不安、子育てや育児の問題、周囲の理解不足など、多くの課題がある。そこで、1年後2年後3年後と先を見て、今後のライフプランを立てて生活の質をできる限り保てるように支援することが必要である。介護保険や障害福祉、一般就労や医療サービスなどのサービスを組み合わせ、その人にあったサービスの利用、チームによる支援(連携)が必要になってくる。

若いという事もあり、働きたいという気持ちを大切にし、就労の可能性を検討していくことが大事。本人、家族同士で繋がり、他の人の知恵や工夫を知ったり、情報交換できる場や話し合える・助け合える事ができる事で安心が得られるとの事でした。


 

若年性認知症相談窓口が鹿児島県社会福祉センター内にあるので、皆さんの周りに若年性認知症でお悩みの方がいましたら、相談してみてください。

  


さて、8月は包括主催研修会がある関係でお休みとなります。次回は9月15日に「霧島市の社会保障費の安定と健康寿命の延伸について」との内容で、すこやか保健センター 坂口保健師 楠元管理栄養士からお話しいただきます。次回もたくさんの参加をお待ちしています。