2016年8月18日木曜日

平成28年8月度 ケアマネ会

暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
こんなうだるような暑さにも関わらず、35名のみなさんにご参加頂きました。
お忙しい中、誠にありがとうございました。


本日は、姶良保健所 疾病対策係 より保健師の小田房子さまにお越し頂き、
「新しい難病対策と医療費助成制度等について」ご講演及びグループワークを行って頂きました。
小田さま たいへんご多忙の折、貴重なお時間を頂き誠にありがとうございました。


はじめに、

平成23年から難病対策の見直しについて審議が開始され、
平成27年1月より「難病の患者に対する医療等に関する法律」が施行され110疾病について医療費助成が開始、
同年7月より196疾病を追加(指定難病306疾病)して医療費助成が開始になった
といった難病対策の改革の経緯についてお話があったあと、

難病の定義や鹿児島県の難病対策だったり難病医療ネットワーク、拠点病院及び協力医療機関等について説明がありました。


通常、難病一覧は番号順になっているため、病名を探すのにも苦労するのですが、
今回は50音順になった一覧を配布して頂きました(チョ~便利♡)。

また、医療費助成制度について、負担割合や自己負担上限額、入院時の食費、
非課税者、重症患者、人口呼吸器等装着者、生保受給者等新旧制度の比較や実際の手続き等について、
難病支援ネットワーク加盟団体や患者家族サロン、交流会等についてご説明頂きました。



10分ほど休憩を挟んだのち、担当している難病患者さんの話などザックバランにグループワークをしてもらいました。

意外と難病患者さんで介護保険を利用していない方が多いらしい。
たぶん、自分の病気を知られたくないといった思いがあるのではないか?といったことや、
全然難病の知識のないまま担当となったが、保健所に相談したら、丁寧にたくさんのアドバイスをもらいながらなんとか支援することができたといった話などがありました。

そういった話を受けて小田さまより、難病患者さんは拘りを持った方が多く、
「どうして私だけがこんな目に…」といった思いを受け止めることや相手が気軽に話ができるよう
話の持っていき方に注意を払うことなどさまざまなアドバイスをいただきました。


小田さま
更新時期のたいへんお忙しい時期に、資料の準備から人数分のプリントアウト
そして、本日のご講演等、ホントにありがとうございました。
今日参加したケアマネも、「難病といったら小田さんへ♡」という意識が持てたのではないかと思います。
今後も、ケアマネへのアドバイスやまた次の機会等、何卒よろしくお願いいたします。



さ~て、次回のあしたばですが
日時:平成28年9月21日(水)14:00~16:00
場所:霧島市国分総合福祉センター 3F 大会議室
内容:未定
    できれば、マニュアル作成チーム等で進めている総合事業関係の進捗状況や
    生活支援体制整備について等ご報告できればと考えていますが
    現時点ではなんともいえませんので、次回のお知らせメールをお待ちいただけたらと思います。

では、暑い日が続きますが、お体にお気をつけて!

今後ともよろしくお願いいたします。