2015年9月17日木曜日

平成27年9月度 ケアマネ会

朝晩、めっきり涼しくなってきた今日この頃、279月度 ケアマネ会が16日(水)14時から23名の参加で開催されました。

今回は「面接で避けたい15のパターン Part.1」ということで、若かりし日の牛牧代表が体験した「デイサービスの帰りの送迎中にお店に寄ってほしいという依頼に対して断ったところ、日ごろ温厚な方が立腹して、最終的にデイサービスに行かなくなった」という事例をモデルにワークを行いました。



一連のやりとりをスタッフ役のみゆき苑居宅・白鳥さん、利用者役の包括・多賀さんにて再現し、2人の名(迷?)演技を参考に各グループで(ワーク1)スタッフのどの発言がこのような事態を招いたのか、牛牧代表による面接で避けたいパターンの説明を挟んで、(ワーク2)どのような言葉を返すとよかったのかを検討しました。



面接で避けたいパターンを考慮した上で、どのような言葉かけがよかったのか検討した結果をスタッフ役・各グループ代表、利用者役・多賀さんにてアドリブを交えて実際にやりとりをするという形で発表しました。笑いもありつつの発表(多賀さん、お疲れ様でした!)でしたが、言葉かけ1つで簡単に信頼関係が崩れたり、再構築できたりするということを改めて痛感させられました。



それを踏まえて、最後に牛牧代表より非言語的表現(ノンバーバルコミュニケーション)の取り扱いについて話がありました。言葉そのものより、非言語的表現の方が相手に伝わる割合が大きいということで、①相手の話を聞くときは相手の表情や視線・声の大きさ・ジェスチャー・間のとり方などの非言語的表現に注意を払うことが大切、②自分自身の感情も相手に伝わってしまうこともあるため注意が必要という内容でした。

今回は「相談援助実務」の基礎をみんなで考えようという内容で、自分自身無意識に言葉かけをしていることがあるな・・・と反省させられました。専門職としてよりよい支援ができるように、常に意識した言葉かけができるようになろう!と改めて思った次第です。

次回は1021日(水)14時~ 霧島市国分総合福祉センター3F大会議室で開催予定です。内容は、今回の流れでデイサービスに行かなくなった方と担当ケアマネのやりとりから考える「面接で避けたい15のパターンPart.2」です。


「あしたば」は他の研修では恥ずかしくて聞きにくいようなことも気軽に聞ける場所です。最初はなかなか来づらいとは思いますが、来られる時だけでOKです(私も毎回は行っていないです・・・)。来れば来るほど居心地がよくなる場所だと思いますので、興味がある方は一度お越し下さい!ケアマネじゃなくてもOKですよ!


               今回は今日館の實成さんが寄稿してくださいました。