2019年9月30日月曜日

9月度 ケアマネ会あしたば


9月あしたば


皆さんお疲れ様です。朝晩はだいぶ過ごしやすい気候になりましたね。季節の変わり目は体調を崩しやすいので、皆さん適度に休養を取りながら仕事に取り組みましょう。8月は合同研修会、9月は事例検討会と皆様にはご参加ご協力いただきありがとうございました。どちらもとても盛り上がり、ケアマネの皆さんのパワーに圧倒されました。



さて、911日にあしたば会を開催しました。たくさんのご参加ありがとうございました。

最初に宮崎ヒューマンサービス代表取締役 酒井様、専務取締役 田之上様より会社説明を頂き、霧島地区担当の瀬口様より移乗サポートロボット ハグの実演、説明をしてもらいました。




こちらのリフトは座位間の移乗や手洗い、脱衣所での立位保持をサポートします。コンパクトにできていて本体が軽いため、家庭などの狭い場所でも使うことができ、操作も簡単です。100㎏の方でも体をしっかり支えるため、安心安全に移乗ができて、介護者の腰の負担が軽減されます。






脇と胸、膝で体を支えるので脇に少し痛みが出ることがあるとの説明でしたが、実際の乗り心地は痛みもなく、楽に抱えられていました。介護に慣れていないご家族に介助されるよりは、リフトで持ち上げられた方が、介助される側も安心できるかもしれないと感じました。介護保険でレンタルできます。興味のある方は宮崎ヒューマンサービス 瀬口様にお問い合わせください。





続いて「基幹相談支援センターの役割・障害者支援との連携について」霧島市基幹相談支援センター 精神保健福祉士の浜田さんよりお話しいただきました。

基幹相談支援センターは平成313月に開設されました。場所は国分パークプラザ1階の包括支援センターの目の前にあります。職員は相談員4名、事務員1名です。障害や難病のある方などの総合相談窓口として、相談先の紹介や関係機関との調整を行っています。その他にも住み慣れた地域でその人らしく暮らせる地域づくりを支援することを活性化するための自立支援協議会の支援を行ったり、地域の相談支援体制の強化のために相談支援事業者からの困難事例の相談、助言や後方支援などを行っています。さらに月曜日と木曜日はかごしま子ども発達相談支援センター長 臨床発達心理士 田邊先生が子供から成人まで発達障害について相談に乗っています。田邊先生に相談がある場合は予約が必要になりますので、お気軽に包括支援センターにお電話くださいとのことでした。





それから障害福祉サービスと介護保険サービスの利用条件の比較や介護保険が利用できるようになったら障害福祉サービスの利用はどうなるのかなど、分かりやすい表を示して説明してくださいました。また基幹相談支援センターとケアマネジャーの連携についても、例を挙げて分かりやすく説明してくださいました。





質疑応答では、「障害福祉サービス事業所の一覧表など分かりやすいものはないのか?」との質問があり、現在作成中とのことでした。

今後、介護保険と障害福祉サービスを併用される方や、障害福祉から介護保険へ移行される方を担当することも多くなると思います。障害サービスについて分からないことなどありましたら、気軽に基幹相談支援センターに相談されるといいと思います。


次回は10914時から薬剤師の高山先生に最新の薬局事情や居宅療養管理指導などについてのお話を予定していますので、皆さんの周りの方をお誘いあわせの上、ご参加ください。